地域で見守るネットワーク
地域で暮らす人々には、一人暮らしの高齢者、障がいのある人や子育て世代など、何らかの支援を必要とする人たちが生活しています。これらの方が、住みなれた地域で安心して暮らせるためには、見守りネットワークを形成することが必要です。
福祉協力員の活動
民生委員・児童委員のエリアごとに、福祉協力員が見守り活動を行っています。地域内の福祉ニーズを把握するため、情報交換会などを開催し、関係機関などと連携して支援する輪(ネットワーク)を形成しています。
支援の輪を広げることで、「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」を目指しています。
福祉情報メール配信
行方不明者の捜索情報など、緊急性の高い情報をメール配信しています。多くの人が情報を共有し、早期発見につなげています。
救急医療情報キット配布
高齢者や障がい者など、健康に不安のある方に「安心キット」を無料配布しています。かかりつけ医療機関・持病・服薬内容などを記入した「安心キット」を冷蔵庫の中に入れておき、「もしも…」の時、救急隊員が医療情報を活用して迅速な救急活動ができるよう役立てています。希望される方は、本所、綾歌・飯山分室、市内コミュニティセンターにてお申し付けください。
企業連携型巡回見守り活動
毎日の業務で市内を巡回している企業と協定し、迅速な安否確認を行う仕組みづくりを進めています。
業務中、家庭の異変に気付いたときは、民生委員・児童委員に連絡することで、よりきめ細かな見守りの輪を広げています。
家具転倒防止器具設置支援事業
災害時の家具転倒による被害を軽減するため、80歳以上の一人暮らしの方を対象に、居間・寝室にあるタンスなどへ転倒防止器具の取り付けを支援しています。
取り付けには、地域住民、自主防災会、ボランティア、民生委員・児童委員などに協力いただいて、地域の中での見守り活動につなげています。